2005年01月01日

米井先生のご紹介

日本初の抗加齢医学の研究講座がある同志社大学アンチエイジングリサーチセンター(京田辺市)教授として、研究に尽力するほか、抗加齢医学を日本に紹介。抗加齢医学のリーダーとして普及に努めており、新聞・雑誌・メディアなど各方面で活躍している。

◆プロフィール
1958年 東京生まれ 慶應義塾大学医学部 卒業
慶應義塾大学大学院医学研究科内科学専攻博士課程終了後、UCLA留学
日本抗加齢医学会 理事
日本抗加齢協会 理事
同志社大学 アンチエイジングリサーチセンター教授

◆主な著書
「アンチエイジングのすすめ」(新潮社刊)
「イラスト図解 老化と寿命のしくみ」(日本実業出版社刊)
「陰陽五行による癒しの音楽」(廣済堂出版刊)
「アンチエイジング医学の基礎と臨床」(メディカルビュー社刊)

パルッセ・ペデッサ おすすめコメント

健康長寿はウオーキングから

日本人の三大死因は、癌、脳卒中、心臓病です。癌を除けば糖尿病、高血圧、高脂血症、肥満といった生活習慣病による動脈硬化が原因です。これらの病気には食生活や運動、喫煙、飲酒、休養やストレスなどの生活習慣が深く関係しています。抗加齢(アンチエイジング)医学の目標は、生活の質(Quality of Life)を高めて、健康長寿を勝ち取ること。そのために生活習慣を改善しましょう。その中でもウオーキングは最も手軽で効果的な方法です。疫学的研究からも、「1日1万歩」の歩数を確保することが理想と考えられています。日本人の現状歩数は平均で、男性8200歩、女性7300歩(平成9年度国民栄養調査)です。

あまり難しいことは考えずに、まずは歩いてみましょう。ウオーキングは楽しいものです。日本抗加齢医学会の最高齢顧問日野原重明博士は著作の中で「くよくよしたらまず歩け」といっております。ウオーキングはストレス対策としても有効なのです。

脈拍計側のすすめ

安全で効果的なウオーキングとは、どのくらいの速さで、どのくらいの距離歩くとよいのか、すなわちウオーキングの強度を知っておくことが次のステップです。ウオーキングの強度は、「目標脈拍数」や「自覚症状」で決まってきます。

目標心拍数=(最大心拍数 - 安静時心拍数)×運動強度+安静時心拍数 ・ 最大脈拍数:『220-あなたの年齢』 ・ 安静時脈拍数:安静にしているときの1分間の脈拍数(心拍数)。 ・ 運動強度:40~60%(0.4~0.6)

例えば、60歳で安静時心拍数70の方ならば、最大心拍数は160なので、目標心拍数=(160 - 70)× 0.4~0.6+70=106~124 となります。
パルッセを使えば、一度設定すればこの計算は不要です。しかも腕時計タイプなので、ウオーキングを続けながら、簡単に心拍数の変化がチェックでき、目標心拍数の範囲に収まっているかどうか、すぐにわかります。ドキドキしたりハアハアしたりしたときには、すぐに心拍数をチェック。心臓に過剰な負担がかかっていないかどうかも、すぐに確認できます。パルッセを使えば、安全で効果的なウオーキングが誰でも実践できるのです。

ウオーキングの記録のすすめ

さあ今日から歩こうと思って歩数計を腰につけ、歩き始める人は多いと思います。アンチエイジングウォークにとって、この前向きな気持ちが何より大切です。しかしここで難しいのはこの気持ちを持ち続けることです。人間は本来モノグサで、目標や達成度合いが目に見えないと、なかなかひとつのことを続けられないものです。そこで普段使っている手帳のスケジュール欄やリビングのカレンダーにその日の天気や歩いた歩数などを書き込んでみてはどうでしょうか。こうして無理せず1週間続けて歩いてみて、最終日に合計歩数を出してください。この数字があなたの来週の目標歩数です。来週はその数字より少しでも多く歩くことにチャレンジしてみましょう。何も最初から無理に毎日歩く必要はありません。天気の良い気持ちのいい日に時間が有ったらいつもよりちょっと遠くまで足を伸ばしてみましょう。大切なのは前の週の合計歩数をクリアすることです。少々心配なのが、歩数計を付け忘れて歩いてしまったり、その日歩いた歩数を忘れてしまいがちなことですが、ペデッサやパルッセを使えば、腕時計感覚で使えるばかりでなく、毎日歩いた歩数を1週間分とその前の12週間分の歩数を記録してくれますので、メモをし忘れても大丈夫です。余裕の有る時に手帳やカレンダーに歩数を書き写せば良いでしょう。毎日パルッセやペデッサを使って、手帳やカレンダーにウオーキング日記を完成させましょう。

アンチエイジングをはじめたきっかけ

日常の外来診察や人間ドックには、30歳代の女性から90歳を超える男性まで、さまざまな患者さんがいらっしゃいます。

「最近眠りが浅い」「気力がわかない」「もの忘れをするようになった」といった症状を訴えても、検査結果からは原因が特定できない人に、「歳ですね」とは言いたくなくて・・・。医師としてフェアな姿勢はなんだろうとつきとめていたとき、アメリカの抗加齢医学(アンチエイジング)に出会ったのです。

抗加齢医学は医学・薬学をはじめ化学、心理学、社会学、芸術学などあらゆる分野の科学を結集して、加齢のメカニズムを追及し、今まで避けられないこととされてきた「老化」をその人の弱点と考え、治療可能とし、生活習慣病にならないようにする予防医学です。将来、寝たきりにならず、ボケない、がんにならないためにも、日々の何気ない生活習慣の積み重ねからまず見直して、常にQOL(生活の質)を向上させることが大切です。